げるまん魂

げるまん魂

このホームページのご注意
トップページにも記載してますが、基本的には管理人の独断偏見による構成です。
「この記述は間違ってるよ」とかのご指摘はいつでも承ります。すぐに訂正したいと思います。
が、「あなたの考え方はおかしい!」と言うようなご指摘は勘弁してくださいm(_ _)m あくまで、
独断偏見なもんですから…
尚、ドイツグッズを語る、また紹介するにあたり、過去の歴史背景やディテールを解析するにあたり、随所にナチスに関することや、ヒトラーの考え方についての記述をすることがありますが、決して
ネオナチの思想に傾倒、普及するためではないことをお断りしておきます。
第一次世界大戦敗戦国でハイパーインフレであったドイツに、
アウトバーンフォルクス・ワーゲンを作り、経済再建を成し遂げたアドルフ・ヒトラーの政治家としての手腕は絶賛に値すると思います。(独裁者として指示した数々の残虐行為は最低ですが…)彼はある種のげるまん魂の所持者であったと言えます。
ここでは、政治・宗教思想を語るつもりはありません。
事実を事実として過去から現在へと受け継がれるものを紹介していくつもりです。
「くさいモノに蓋」する考えは、日教組と日本共産党だけで充分です(本音)
このサイトは随所にリンクが貼ってあります。特にメーカーのロゴなどはその製品のWEBに直結して調べられるようになってますので何かにお役立て下さい。
また、皆様お勧めの一品や「こんなのはどうよ!」って言う声がありましたら、是非BBSやメールでご一報下さい。

げるまん魂の名前の由来

別に特にドイツかぶれってわけじゃないんです。外国に住んでいたこともありますが、カナダだったし、逆に外国暮らしをしていたせいで、愛国心に目覚めたりして、はっきり言うと日本が好きです。
私が子供の頃、「この消しゴムはドイツのステッドラーだからいいんだ」とか「このナイフはゾーリンゲだから良く切れる」と家族に言われて育ちました。

父が海外を飛び回っていて、外国製品に触れる機会が多かった私ですが、なぜか「ドイツのモノは優れている」という印象が強く残っていました。
小学校の頃も、ドイツと結びつくのは、「
大どろぼうホッツェンプロッツと「ヘンゼルとグレーテル」を読んだことぐらいしかありませんが、書籍中に出てくる「ザワークラウトと焼きソーセージ」がやけにうまそうだったなぁと思いました。中学生になり、「車輪の下」を読んだり、歴史でナチス政権を学んだりして、「暗いイメージ」をドイツに持ちましたが、元来一つのことを掘り下げて調べる性分なので、ドイツ人のモノ作りに対する勤勉さやこだわりに関心したものです。世界中どこに行っても、日本製品も素晴らしいが、ドイツ製品はもっと素晴らしいという評価があります。これはモノ作りに対する考え方の違いだと思います。自己満足だけではなく国民により良いものを普及させるためのモノ作りっていうのでしょうか?そんな気概を感じます。
欧米の人たちって自分の国や文化や歴史を大事にしますよね。日本だけ、なんか時代に流されて歴史も文化も風俗習慣も目新しいものに飛びついて古いものを捨て去っているような気がしてなりません。
「じゃあ、日本の古き良き文化を知らしめるホームページつくりゃいいじゃないか?!」って言われそうですが、それほど古い日本文化にあわせて生活も出来ないし、現代日本の流通経済において「心にぐっとくる」アイテムも無い…
そんなときに「良いもの」を作り続けているドイツ製のモノに心惹かれちゃった訳です。
ドイツも激動の東西冷戦、壁の崩壊を経て、現在マイスター制度も転換期にあり、自国の文化と新しい時代への変革期にあるといいます。
「未来への進歩」は非常に良いことですが、歴史と時代と人々の苦労があっての現代社会と、我々の今があるということに我々は考えなければなりません。そんな気質をまだ持ち続けているドイツ製品達に尊敬を込めて、
ドイッチェではなく民族全体を指すゲルマンの精神と言うことでげるまん魂と名を冠すこととしました。(と、語るほどのページではない(苦笑))


ロゴについて

ドイツやオーストリアでは鷲を紋章にしています。
アメリカなども鷲の紋章を使いますが、やはりヨーロッパにおいて多いのは森に対する恐怖と尊敬とその中で空を飛ぶ優雅さと強さを持つ動物だからでしょう。日本の姥捨て山じゃないですが、ドイツでは「森」がそれに値するのだと思います。「ヘンゼルとグレーテル」しかり「ブレーメンの音楽隊」しかり、闇に葬るものは全て森に隠されました。その森から抜け出せ、大空を舞う強さはその地の人々の憧れの対象となるでしょう。紋章に使うようになったのは古代東方に起源を持つもので、ローマ、東ローマ両帝国では権力の象徴として双頭の鷲が使用されました。

1401年にブランデンブルク辺境伯、ハンガリー王であった摂政ジギスムント、1368-/1411-37により神聖ローマ帝国に継承され1806年ドイツ諸邦が皇帝フランツの退位により帝国が消滅したことを受けて継承しました。ナチス政権下においても使用され、一般的にはハーケンクロイツを冠した鷲の紋章が一般的なイメージとして残ります。
私が使用しているのは「ドイツ国立ワイン醸造所・クロスター・エバーバッハ」のものでこの醸造所は200haの自家葡萄園を持つ、ドイツ最大の国立ワイン醸造所です。当然のことながら他の醸造所の手本となるべく高品質のワインを生産しています。鷲のマークをあしらったラベルは、多くのワイン通の信頼を獲得しています。
 1980年代のこの醸造所は品質的に低迷していましたが、1990年代になって回復し、1995年にはまさに生まれ変わったといっても過言ではないほどの復活をとげ、新しいドイツワインの歴史の1ページをつくりました。

マイスターとは

日本で言えば「職人」のようなものだがちょっと違う。何が違うかと言えば今現在においてもそのなり方である。
日本の職人は、昔は「義務教育」もそこそこでその道のプロになった人が多かった。(全てではない)現代日本においては伝統的な手工業を守り伝える事より、そこそこのモノを大量生産し、消費する流通形態をとっている。つまり、大企業にノウハウを持つ人が居ればそれで良いという考え方である。30代の人にわかりやすく説明すると、
職人が作るのは「ガンダム」(ジオングでも良い)で企業の製品は「ジム(ザクでも良い)なのであるドイツはガンダムを大量生産するために、職人に資格を設けその生活を保障し、手工業が衰退しないようにしているわけです。
そのなり方を説明すると、12歳までの基礎学校では子供達の能力の見極めが重要な要素になっています。皆違う個性や能力を持っているので、絵が上手な子、工作が得意な子、運動能力の高い子、手先が器用な子、ボランティアに熱心な子、数学が得意な子、国語が得意な子、学術が好きで得意な子等、それぞれの向いている能力を探す場でもあるのです。学術もいろいろな能力の一つに過ぎないという考え方です。大学進学率は25%で75%の子供は実科か普通学校に進みます。基幹学校に入学すると、自分がなろうとしている職種と今している勉強がどう結びついているかを学びます。学校に専門の相談員が来たて社会にはどのような仕事があり、なろうとしている職種が社会とどのように関わり、なろうとしている職人のビデオを見たり、実地見学をしたりして自分がその職業に適しているかを捜す場所です。15歳になると就職です。就職といっても個人と企業の契約ではなく、企業と州労働局との契約になります。これはこの期間の就職がまだ勉強の場である事を意味しています。週に1〜2回は選んだ職業の職業学校に理論を学びに3年間学びます。学費は企業負担です。そして資格試験に合格すると一人前として扱われ給料も一人前の給料となります。それから実務を5年間程学んだらマイスターを受ける為の専門学校に入学します。ここでは会社を退職し1年間通います。ここでの生活の保証は国や州から最終給与の約60%が支給されますので安心です。マイスター試験に合格するとマイスターと言う称号が与えられ押しも押されもしない立派なプロの職人となるのです。
但し、ドイツも2003年の手工業法改正により、資格自体にかなりの変化がつけられました。(下表)

手工業企業設立(または買収)に当たって引き続きマイスター資格が必要な業種とマイスター資格が不要となった業種

引き続きマイスター資格が必要な業種 マイスター資格が不要となった業種
グループT 建築関係
(1)左官、コンクリート打ち、(2)ストーブ、空気暖房装置製造、(3)大工、(4)屋根葺き、(5)道路建設、(6)断熱・断冷・遮音材製造、(7)井戸掘削、(8)石材加工、(9)スタッコ塗装、(10)塗装、(11)足場組み立て、(12)煙突掃除 (1)タイル工事、(2)コンクリートブロック・テラゾー製造、(3)床下地工事
グループU 電気・金属関係
(1)外科用機械工、(2)金属加工、(3)自動車・車両組み立て、(4)精密機械工、(5)二輪車両組み立て、(6)空調機械工、(7)情報エンジニア、(8)自動車エンジニア、(9)農業機械工、(10)缶詰の缶製造、(11)配管工事、(12)電気・ガス配線、暖房工事、(13)電気エンジニア、(14)電機製造、 (1)容器・機械装置製造、(2)時計製造、(3)彫刻、(4)金属彫刻、(5)メッキ、(6)金属・鐘鋳造、(7)切断工具機械工、(8)金銀細工
グループV 木材加工
(1)指物師、(2)ボート・船舶製造 (1)寄木張り床工事、(2)ブラインド・シャッター製造、(3)模型制作、(4)ろくろ・木製玩具製造、(5)木彫、(6)樽製造、(7)カゴ編み細工
グループW アパレル・テキスタイル・皮革
(1)網製造 (1)紳士・婦人服仕立て、(2)刺繍、(3)服飾デザイン、(4)機織り、(5)帆製造、(6)毛皮加工、(7)靴製造、(8)馬具・高級かばん製造、(9)内装・インテリア
グループX 食品
(1)ベーカリー、(2)ケーキ、(3)食肉加工・販売 (1)製粉、(2)ビール醸造、(3)ワイン貯蔵管理
グループY 健康・保健・化学・清掃
(1)眼鏡技師、(2)補聴器技師、(3)整形外科技師、(4)整形靴製造、(5)歯科技師、(6)理髪師 (1)繊維製品クリーニング、(2)ロウソク製造、(3)建物洗浄
グループZ ガラス・紙・陶磁器・その他
(1)ガラス工、(2)ガラス細工師・ガラス装備品製造、(3)加硫・タイヤエンジニア (1)ガラス加工、(2)精密光学機器製造、(3)ガラス器・陶磁器絵付け、(4)宝石研磨、(5)写真撮影、(6)製本、(7)活版印刷、(8)シルクスクリーン捺染、(9)フレクソグラフ、(10)製陶、(11)オルガン製作、(12)ピアノ・チェンバロ製作、(13)手弾楽器製作、(14)バイオリン製作、(15)ボーゲン製作、(16)金管楽器製作、(17)木管楽器製作、(18)撥弦楽器製作、(19)金メッキ、(20)広告看板・ネオンサイン製作
合計 41業種 合計 53業種

このような変革が職人の軽視や粗悪品を作るような状況にならないようになることを願います。